「マネーの進化史」~ニーアル・ファーガソン著~
久々に読んだマネー本です。結論から言います。
個人投資家ならば、読むべき本だと思います。
まずは以下、参考になった記述から抜粋。
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平等が存在するのか、しないのかという問題だ。
国際金融市場が一本化されるにつれて、その分野の知識を持つ
者であれば、たとえどこに住んでいても、儲けるチャンスは
増大する。その反面、金融知識が乏しい者は損失するリスクが
大きくなる。収入の分配という意味で、地球は決してフラット化
していない。投資に対する見返りは労働対価に比べて、格段に
高いからだ。「情報収集」の成果が、いまほど大きい時代はない。
金融知識が乏しければ、成果はまるきり望めない。
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激しく同意します。
たびたびこのブログでも言及してますが、私自身、日本の金融機関はとっくに
見限って、メインは海外の金融機関での運用です。
日本の中で自ら動いて変化を起こすのは、時間の無駄(損失)だと考えているからです。
なぜなら変わるには時間がかかると思われるからです。
(それでもこの頃は変化のスピードが早くなったかなとも思います)
海外に目を向ければ、便利な手段・商品が溢れてるからです。
だったら、サッサとそちら(海の向こう側)で取引して、
後は放置&たまに売買しているほうが、それこそ楽チンです。
ただし海外で運用するのは、それなりの手間や面倒がかかります。
しかし、これまでの経験から言えるのは、それ以上に余りあるリターンがあります。
(収益値だけでなく、経験値なども含めて)
本書では、分散投資とドルコスト平均法についての優位性も述べられてます。
(以下、抜粋)
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ロスチャイルドのパートナーたちは、数百万ポンド規模の有価証券
明細表のなかに、信じられないほど多様な証券を抱えていた。
~(途中省略)~
早くも1906年にはイギリスの投資家たちは「資本を地域的に分散
したうえで、健全な平均株価システムを実行していれば、投資に
おける投機的な要因を最小限に食い止められる」ということを学んでいた。
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1906年というと第一次世界大戦(1914年)前ですからね。日本はまだ明治時代。
ずいぶんとその当時の世界の覇者・イギリスは先行ってたんだな、という感じです。
最後に、以下の文章を抜粋。
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現在の複雑な金融システムや技術を理解する第一歩は、その根源に
さかのぼって調べてみることだ。システムやメカニズムの基礎を
知っていれば、現時点における役割が容易に理解できる。
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繰返しますが、久々の良書です。
データの統計や解釈も面白いとは思いますが、こういった歴史本や心理本のほうが
個人的にはツボです。

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